コロナのあとは

コロナ騒ぎはいつまで続くのか

5月6日みんなでガヤガヤ騒いでいるが生産性はあまりない。

 

コロナの次のウイルスはアデノウイルスが有力です。

どこかの国の研究室から飛び出すんです。自然界からでは盛り上がりません。

アデノウイルス セブン(カッコイー名前です。)

 

アデノウイルス7型による重症肺炎
アデノウイルス7型(3,21型もある)が乳幼児に感染し重症肺炎を起こすものです。頻度は高くありません。心臓や肺に基礎疾患を持つ小児に致命的な呼吸器感染症を起こすことがあり、海外では死亡例も報告され、国内でも報告されています。基礎疾患がある子については重症化する恐れがあるのです。日本では3型が多く見られます。3型に比べ7型の方が熱が高い傾向があるものの、特徴的な症状はないようです。ただ、激しい咳などを伴ったり、下気道症状が強い場合、要注意です。
症状
発熱、咳、呼吸障害のほか、意識障害、けいれん、浮腫、嘔吐、下痢、出血傾向、低血圧、喘鳴、筋肉痛、咽頭痛など多彩な症状を呈します。
血液検査ではいろいろな異常が見られ、白血球減少、貧血、血小板の減少などを示します。
合併症として、肝機能障害、脳炎・脳症、胃腸症状、腎、心臓にも多彩な障害をきたします。
死亡率は10%以上といわれています。
診断
迅速診断キットを使用し、確定できます。
治療
 治癒させる薬はありません。対症療法しかありません。細菌感染が合併していると思われるときには抗生物質を使用します。
血液中のサイトカインが高いときにはステロイドやガンマグロブリンが使用されます。

 

今回の反省から

1 健常人や無症状では隔離しない。

2 症状が出るなら受診だがPCRを無症状には行わない。

3 病院閉鎖をせず、職員感染は無症状では気にしない。

4 隔離治療したいのなら専門病院や施設を用意して集中させる。

5 経済優先で意味のないロックダウンをしない。

6 隔離するなら乳幼児と老人(65歳以上)、免疫不全者に限る。

 

いかがでしょうか次のアデノ7に準備できましたか?

 

 

上気道炎(かぜ)とコロナウイルスでの死亡

4月21日コロナウイルスで死亡された方の冥福を祈る。

上気道炎(かぜ)による死亡率は明確にはなっていません。冬の時期にかなりの老人が上気道炎になり体が弱り肺炎を合併しています。死亡診断書には肺炎による死亡と書かれます。今回のコロナウイルス感染後の肺炎はコロナウイルス感染による間質性肺炎と死亡診断書に書かれるはずです。PCRの影響により上気道炎後に死亡する患者さんの死亡診断がより細分化されているだけのように思います。2016年における肺炎死亡は男女合計で119,300人に達することからすると1日当たり326人の死亡となります。これはコロナウイルス感染による15人/日よりずっと多いのです。また、肺炎の死亡もウイルスか細菌かわからない症例もたびたびあり区別できないことも多いのです。厚生省によれば「例年のインフルエンザの感染者数は、国内で推定約1000万人いると言われています。
国内の2000年以降の死因別死亡者数では、年間でインフルエンザによる死亡数は214(2001年)~1818(2005年)人です。
また、直接的及び間接的にインフルエンザの流行によって生じた死亡を推計する超過死亡概念というものがあり、この推計によりインフルエンザによる年間死亡者数は、世界で約25~50万人、日本で約1万人と推計されています。」

コロナ肺炎におびえる人たちに合理的な判断をしていただきたい。コロナウイルスは一般の流行風邪に比べて恐ろしいといえるのでしょうか?

コロナウイルス19 物語 と現代の物語

 2019年11月5日中国の武漢レベル4研究所のミーティングルームに綾子研究員がいた。椅子に座りながら両手を組んで考え事をしていた。細菌研究成果が全くなく、さぼっていたことを上司にあたる田村主任に昨日注意されたのだ。「どうしよう?うーん。そうだコロナウイルスの遺伝子組み換えで細菌兵器を作ったことにしよう。」ひらめいた綾子はさっそく普通の風邪ウイルスであるコロナウイルスを市場のコウモリより取り出して培地に入れた試験管に移した。11月15日の定期ミーティングで研究成果を発表することとなった。遺伝コードが書かれたレポートとスライドショーと普通のコロナウイルスが入っている試験管を綾子は持って壇上に立ちプレゼンテーションを始めた。この試験管にはコロナウイルス19と書かれていた。プレゼンテーションを聞いていた同僚のヒロシは質問を綾子にした。「ふつうのコロナウイルスとどう違うのですか?」綾子は答えた。「違いは感染性が強く。しかしほとんど人は重症にならず。拡散させる能力が他のものに比べて高いのです。」綾子は普通の風邪のウイルスとばれるかもしれないと冷や汗をかいた。この時演台に置いた試験官がすべって落ちてしまった。「パリン」と音を立てて割れた。同室にいた5人は驚いた。ミーティングはちゅうしとなったが直接触った人はいなかったのでみんな退室して総務課に次亜塩素酸で掃除するように指示した。

 

質問 2020年4月20日日本の医療システムは崩壊だと叫ぶ人がいますがどうしてですか?

答え マネージメントが悪いのです。基幹病院に50人ずつベッドを確保するように要請し対応していますが、ほとんど訓練されていない病院で未知の感染症を処理させると患者一人に対して看護師1名ほど取られてしまいます。基幹病院では通常患者7人に対して看護師1名ですので環境が変わり人のマネージメントが困難となっています。また、一人でも職員に感染者が出ると施設を閉鎖してしまっています。解決策は1施設のすべての病床をコロナウイルスに割り当て、重症化しない職員に感染したとしても発症しないのであれば診療を継続させることです。

パーキンソンの法則

パーキンソンの法則と病院のお仕事について考えてみましょう。パーキンソンの法則とはウィキペディアによると下記のようである。

役人の数は、仕事の量とは無関係に増え続ける。

第1法則仕事の量は、完成のために与えられた時間をすべて満たすまで膨張する

第2法則支出の額は、収入の額に達するまで膨張する

 病院において、職員に仕事環境を尋ねると「忙しい。時間内に終わらない。時間外手当が必要だ。」との意見が多い。さらに医療器具については「時代の流れでこれがほしい。これがないとスムースに仕事ができない。」と言う。経営学的には、仕事をマネージメントするのが管理職であり、支出をへらすのが経営の基本である。病院といえど管理部門があるのに役人と同様にパーキンソンの法則が適応される。パーキンソンの法則が組織一般に適応できるかもしれない。

マスクをしない医療関係者

私はマスクです。私は病院では使い捨てのものが多いです。マスクをしていると、周りから口の中にバイキンが入りにくくなります。口の中や肺のバイキンも外へ出にくくないります。マスクをしていると呼吸が苦しくなる場合があります。ある肺結核の患者さんが周りの看護職員や医師へ結核菌を感染させる場合があります。数名同時に感染する場合も稀ではありません。そのときに使用する予防マスクはN95と呼ばれる繊維の目が緻密なものです。病院に入院している患者は結核菌を保菌している場合があります。保菌していても体力が弱ると排菌する場合があります。外見では誰が排菌しているかわかりません。病院に努めている介護や医師でマスクを装着していないのは勇気がある行為ですね。

拷問ベット

私は電動ベットです。私の上には患者さんが寝ます。電動ですので患者の上半身を上げて座位にすることもできます。電動ベットはとても便利で、看護婦さんにとっても助かります。ある日の昼間、電気点検の作業で電気屋さんがヒューズの取替をしていました。ちょっとミスでヒューズが全て切れてしまい停電が発生しました。通常は予備電源が作動するのですが、このようなときに何故か動かない。必死の復旧にもかかわらず停電は数時間続きました。夕方になっても復旧せず、施設内は真っ暗なので早く入院患者は就寝することとしました。しかし、電動ベットは患者さんの座位の姿勢を変えることはできません。電動ベットは停電で動かないのです。安らかに患者を休めるベットは、この日は患者を座位のままにする拷問機械となりました。

人種多様性

私は再診受付機です。病院の玄関にいることが多いです。最初に病院へ受診と初診です。再度来た場合は再診です。再診受付機には診察券(カード)が挿入され再診番号と受診科が出てきます。診察カードは一人一人違う番号です。とある日、20987番の診察カードが挿入されました。アジアの黄色人種でした。次の月、同じカードが挿入されました。アフリカの黒人でした。さらに次の月、同じカードが挿入されました。ブロンドの白人でした。おんなじカードでいろいろな人が受診できて不思議でしたが、最近のトレンドでしょうか?