コロナウイルス19 物語 と現代の物語

 2019年11月5日中国の武漢レベル4研究所のミーティングルームに綾子研究員がいた。椅子に座りながら両手を組んで考え事をしていた。細菌研究成果が全くなく、さぼっていたことを上司にあたる田村主任に昨日注意されたのだ。「どうしよう?うーん。そうだコロナウイルスの遺伝子組み換えで細菌兵器を作ったことにしよう。」ひらめいた綾子はさっそく普通の風邪ウイルスであるコロナウイルスを市場のコウモリより取り出して培地に入れた試験管に移した。11月15日の定期ミーティングで研究成果を発表することとなった。遺伝コードが書かれたレポートとスライドショーと普通のコロナウイルスが入っている試験管を綾子は持って壇上に立ちプレゼンテーションを始めた。この試験管にはコロナウイルス19と書かれていた。プレゼンテーションを聞いていた同僚のヒロシは質問を綾子にした。「ふつうのコロナウイルスとどう違うのですか?」綾子は答えた。「違いは感染性が強く。しかしほとんど人は重症にならず。拡散させる能力が他のものに比べて高いのです。」綾子は普通の風邪のウイルスとばれるかもしれないと冷や汗をかいた。この時演台に置いた試験官がすべって落ちてしまった。「パリン」と音を立てて割れた。同室にいた5人は驚いた。ミーティングはちゅうしとなったが直接触った人はいなかったのでみんな退室して総務課に次亜塩素酸で掃除するように指示した。

 

質問 2020年4月20日日本の医療システムは崩壊だと叫ぶ人がいますがどうしてですか?

答え マネージメントが悪いのです。基幹病院に50人ずつベッドを確保するように要請し対応していますが、ほとんど訓練されていない病院で未知の感染症を処理させると患者一人に対して看護師1名ほど取られてしまいます。基幹病院では通常患者7人に対して看護師1名ですので環境が変わり人のマネージメントが困難となっています。また、一人でも職員に感染者が出ると施設を閉鎖してしまっています。解決策は1施設のすべての病床をコロナウイルスに割り当て、重症化しない職員に感染したとしても発症しないのであれば診療を継続させることです。